股関節痛
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歩くときや階段を上る時などに股関節が痛い
動き始めや歩き始め、運動をした後にももの付け根やお尻の横が痛む
スカートやズボンの丈が左右で合わない・歩くときに左右に体が揺れるなど、身体に左右差を感じる
痛みはないが、股関節に違和感がある
膝が常に重く感じ、曲げ伸ばしがつらい
あぐらがかけない
長時間座っていると、股関節が詰まるような違和感、立ち上がり時に痛みがでる等の股関節に痛みや違和感、動きの悪さはございませんか?
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股関節痛に対する当院の考え
股関節の痛みとは、外傷によるもの、姿勢・バランスの乱れからくるものがほとんどで、一部病気によるもの(変形性股関節症・リウマチ等)などによるものがあります。
股関節の歪みにより、バランスを崩しているわけではなく、首・背骨・骨盤などの全身の歪みからバランスを崩してしまい、左右どちらかに負担が大きくかかってり、左右の股関節の、どちらか片方に痛みが出ることが多いです。
また、痛みはなくても違和感があるものにも特に注意が必要です。
例えば、動かしにくさ・引っ掛かり感・座っている際に足が組めないなどといった症状がある場合も対処が必要です。 -
股関節を放っておくとどうなるのか
股関節痛を放っておくと、軽度の痛み・違和感から始まり、慢性的な痛み・関節が硬く歩きづらくなると言う風に、少しずつ時間をかけ、日常生活に制限が出る様になります。
例えば、変形性股関節症や大腿骨頭壊死症、関節リウマチなどが挙げられます。
変形性股関節症は股関節の疾患で、最も多いと言われていて、放っておくと痛みを感じたり、股関節が硬くなり、可動域が制限されることがあるので注意が必要です。
大腿骨頭壊死症は何らかの原因により大腿骨頭の血流が途絶えてしまい壊死してしまう病気です。骨頭が壊死してしまうと、形が潰れ強い痛みが発生してしまいます。放置することにより立ち上がりの動作や歩行時、安静時に痛みが発生してしまいます。
関節リウマチは自己免疫疾患といい、自身の免疫の異常から起こってしまう病気です。リウマチ症状が股関節まで及ぶと、軟骨の減りや骨の変形が見られ、痛みが出てしまいます。放置してしまうと、関節が変形し歩行動作や日常生活に支障をきたす恐れがあります。このように股関節痛といっても様々な要因・疾患が挙げられます。また、股関節痛を放っておくと痛みが出るだけでなく、関節の変形、日常生活に支障が出る場合があるので注意しましょう。
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股関節痛の改善方法
股関節の衰えや障害を予防するには、日ごろから適度な運動をして、股関節周辺を柔軟にし、筋肉を鍛えておくことが大切です。
股関節周りの筋肉が硬くなると動かしにくくなったり痛みなどといった症状が出てきます。
股関節痛を改善するのに簡単な方法は二つあります。
一つ目はストレッチです。
股関節の衰えや障害を予防するには、日ごろから適度な運動をして、股関節周辺を柔軟にし、筋肉を鍛えておくことが大切です。
1日2〜3回、一度に5、6回股関節周りのストレッチを行うことで柔軟性が高くなります。
二つ目は筋トレです。
股関節周辺の筋肉を鍛えてサポート力を高めると、股関節への負担を軽くすることができます。代表的な運動がスクワットです。
スクワットを行うことで、股関節周辺の筋肉が強くなるので痛みが軽減してきます。
上記はあくまで軽度な症状に対しての改善方法です。
症状が強いもの、痛みが出てから期間がたっているのも、早期改善希望の場合はは早めにご相談下さい。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
施術メニュー毎にアプローチの内容が異なるため、どのような状態に効果的か記載致します。
①矯正治療:骨盤の歪み、脚長差、股関節の外旋or内旋のクセ、前傾姿勢のクセ
②鍼治療:殿筋や大腿部の筋肉の過緊張、筋緊張状態の左右差がある
③特殊電圧治療:炎症症状がある、殿筋や大腿部の筋肉の過緊張
④筋膜ストレッチ:股関節の柔軟性不足、大腿部や殿筋の伸張制限
等が主な施術メニューとなります。
原因は2つ以上のケースが多いため、症状・状態によっては組み合わせての治療が必要なケースもあります。
また、上記の状態は自覚症状ではなくあくまで他覚所見なので、私たちがしっかりと診させて頂いて判断させて頂きます。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
施術を受ける事で股関節周囲・脚の筋肉が緩められ、動かし易さや軽さが感じられ、膝の重さや曲げ伸ばしのしづらさが取れます。また、股関節の構造が理想とされる正しい位置にされる為に、左右での負担の差・筋肉への負担が無くなります。なので、歩くときや階段を上る時などの股関節の痛みや、動き始めや歩き始め・運動をした後のももの付け根やお尻の横がの痛みが取れ、股関節周りや脚全体の違和感も取れてきます。
スカートやズボンの丈が左右で合わない・歩くときに左右に体が揺れる・あぐらをかけないなどのお悩みも無くなっていきます。 -
軽減するための施術頻度は?
基本的に治療の目安ペースは72時間以内(3日以内)です。
ですが、股関節は歩行時だけでなく、長時間立っている時、長時間座っている時も負荷がかかるので、股関節を安静にすることはかなり難しいです。
そのため、治療のペースはより詰めて来て頂くことをオススメ致します。
もちろん上記の通りでなければ治らないわけではなく、あくまで理想なので、まずはご相談頂き一緒にペースを決めていきましょう。