悩みタイトル

日常生活を送るかなでこの様な悩みが出ている方はいませんか?

歩いてる際や椅子から立ち上がる時に股関節の付け根に痛みが出る
足の爪を切る体勢で股関節周りに苦しさ痛みを感じる
和式トイレや正座をするのが辛くなってきた
階段、車、バス等の昇り降りが前より大変になった
前よりも体重が増え、その時期から股関節が気になってきた

これ全て「変形性股関節症」の症状になります。

変形性股関節症は股関節周りの炎症が起き、痛みや動かしにくさが出る症状です。
上記で挙げた中に当てはまるものがある場合は変形性股関節症を疑う必要があります。

変形性股関節症に対する当院の考え

変形性股関節症は、先天性と後天性の二つのタイプがあります。

先天性の場合、股関節の骨頭が生まれつき不完全で小さく、適切にはまりにくい状態です。このため、股関節には通常よりも多くの負担がかかりやすくなります。
通常、関節では衝撃を吸収する役割を果たす軟骨がありますが、負担が増加すると軟骨がすり減り、骨同士がぶつかる衝撃を効果的に吸収できなくなり、痛みが生じやすくなります。

一方、後天性の変形性股関節症は、日常生活で股関節を多く使う活動を行うこと、体重の増加などが影響します。これらの要因により、股関節に持続的な負担がかかり、軟骨のすり減りが進行しやすくなります。
また、年齢を重ねるとこの症状がより顕著に現れることがあります。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症は、放置すると身体に多くの不調を引き起こしてしまいます。
まず、変形性股関節症は放っておいて自然に治癒するものではありません。
初期の段階では股関節での違和感や軽度の痛みが感じられるかもしれませんが、時間が経つにつれて、その不快感はより強烈な痛みに変わっていくことがあります。

日常生活では歩行、座る、しゃがむなど、多くの動作が股関節に負担をかけるものです。そのため、時間が経つにつれて股関節内の摩擦が増え、痛みも増大していきます。
最悪の場合、股関節に影響を及ぼす骨である大転子が炎症を起こし、壊死する可能性もあるため、手術が必要なケースも考えられます。

変形性股関節症の軽減方法

まず、変形性股関節症のほとんどの患者様は、股関節周りの筋肉が硬く動きが制限されていることが多いです。
筋肉の硬さが強いと、それだけで動きに制約を加え、股関節に負担をかける原因となります。そのため、股関節周りのストレッチを行うことは痛みの軽減に繋がります。

また、股関節がより深くはまっていたり、逆に浅かったりするなどの骨格の異常も症状の原因となり得ます。そのため、骨格の歪みを整えることも重要です。

まずは、お近くの接骨院や病院で早急に診察を受け、状態を確認することが最も適切だと考えます。施術を受けることで症状の軽減が期待できますので、お早めに専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

当院で変形性股関節症の方に提供する施術メニューをご紹介いたします。

まず、筋肉の硬さが問題となりますので、股関節周辺の筋肉にアプローチするために、指圧、温熱施術、電気施術、筋膜ストレッチ、骨盤剥がしといった施術を用意しております。どの施術を行うかは、患者様の症状に応じて問診と触診を行い、個別に決定いして行います。

さらに、股関節や骨盤の骨格にも注意を払い、身体全体の歪みを整えるために全身矯正やクリニカル矯正といった施術を提供しています。
筋肉を緩めるだけでは、歪みが残った状態で負荷がかかり元の症状が戻ってしまうことがあります。骨格と筋肉の両方にアプローチすることで、症状の軽減が期待できます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

まず、筋肉に対して施術を行うことで、日常の動作における負荷が減少します。
筋肉が硬い状態では動作が制限され不自由さを感じることがありますが、施術によって筋肉の柔軟性が向上し、関節の可動域が広がって動作が楽に行えるようになります。

また、骨格の歪みに対する施術は、身体に余計な負担がかからないようにするのに効果を期待できます。
歪みがある状態では、筋肉に不必要な負荷がかかり疲れやすくなりますが、骨格を整えることでこれらの負担が軽減されます。

施術を通じて、筋肉と骨格の両方にアプローチすることで、症状の軽減が期待されます。身体の調子を整え、日常生活をより快適に過ごすお手伝いをさせていただきます。

軽減するために必要な施術頻度は?

変形性股関節症の施術を受けていただいている多くの方には、ご来院時に毎回同様の施術を行っています。
週に2〜3回の施術を3ヶ月間継続していただくと、効果が現れることが多いです。3ヶ月継続することで生理学的な変化が起き、筋肉が生まれ変わると言われています。

姿勢の癖を直して正しい姿勢を身につけるには、脳に正しい情報を送り続ける必要があります。それには1年から1年半の期間が必要です。

頻度は症状によって異なるため、まずはご来院いただき、詳しくお身体の状態をお聞かせいただければと思います。個々の症状や身体の状態に合わせて最適な施術プランをご提案させていただきます。