足底腱膜炎
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皆様のお悩みの中で足の痛みはありませんか?
その中でも、特定のタイミングだから我慢しよう、疲れが原因だからそのうち治るだろう、と放置しているものはありませんか?
実はそれ腱膜の炎症かも……
朝起きて最初に足に体重をかけた時痛い(動いてると徐々に軽減)
初期は運動後に痛い(運動中は痛みなし)
長時間の座位後立ち上がった際痛い
踵を蹴り出す動作で痛む(歩く、走る等)
階段、つま先立ちの動作で痛い
足の裏が張る、押すと痛い
夕方になると痛みが強くなる -
足底腱膜炎に対する当院の考え
足底筋膜炎は名前の通、足の裏の筋肉が炎症が起き痛みの出る症状です。
体重の増加、トレーニング量の増加(オーバーユース)などが主の原因ですが、他にもハイアーチや扁平足、筋肉の柔軟性の低下が上げられます。
また、姿勢の悪さも原因の一つと考えています。
姿勢が猫背になると、お身体の重心が前のめりとなります。そうなることでふくらはぎやアキレス腱といった後ろ側の筋肉が伸ばされ過度に緊張してしまいます。
姿勢が悪くなると骨盤のずれも生じます。そうなる事で左右の足にかかる負担も変わってきます。
なので、筋肉の緊張を緩めてあげる必要がありますが、それにプラスして姿勢を改善することで根本的な改善に繋がると考えます。 -
足底腱膜炎を放っておくとどうなるのか
足底腱膜炎は踵の痛む症状として最も頻度が高く、人口の約10%が罹患すると言われています。原因として歩く、ランニング、ジャンプ等の動作で荷重や衝撃がかかると足底腱膜と骨との付着部に炎症が起こり、収縮が上手く行えず筋肉が無理に引っ張られ筋繊維が断裂することに痛みが出ます。
また、踵や足底が地面に着地した際痛みを感じると言われているので、「朝起きてからの最初の一歩めで痛む」「急に歩き出した時痛む」と言った症状が見られます。好発部位は踵、土踏まず、つま先の付け根で主な症状は歩き出しの痛みや足の裏を押すと痛む、足の裏が突っ張っていると言った症状が見られます。
歩行は日常生活に置いて必ず行う行動で、一度足底腱膜炎を発症してしまうと患部への負担が常にかかってしまいます。そのため痛みがずっと続いてしまうのはもちろんのこと、負担が軽減されない限りは症状が軽減しなく、進行してしまうと治癒するまでに半年・一年以上と長期の治療が必要になります。
生活に支障をきたさないためにも踵や足底に痛み、違和感が出た場合は早期の診断、治療が必要になります。 -
足底腱膜炎の改善方法
基本的には足底腱膜の柔軟性や筋力が少ない為に強い引っ張る力が加わって起こってくるものですので、筋力や柔軟性を上げるまたは維持するために、ふくらはぎや足裏のストレッチや筋肉トレーニングなどを行いましょう。
その他にも日頃の動き方や動かし方で負担をかけ続けている、かけ過ぎているのも原因としてあるので、適切な動きを身につけることや、テーピングを巻くこと、インソールという厚い中敷きを入れて足への衝撃を緩和し、足の負担を少なくするといった方法もあります。
しかし、症状がなかなか改善しない難治性の足底筋膜炎に対しては保存療法で長い期間をかけての治療か、手術療法となることもあります。 -
足底腱膜炎の改善に効果的な当院の施術メニューは?
まず足底の炎症に対して効果的な治療といたしまして、
①治療用特殊電圧治療:炎症部位に直接アプローチすることが出来るため、疼痛の早期改善、消炎に繋がりやすくなります。
②鍼治療:特殊電圧治療よりさらにピンポイントに患部のアプローチが出来ます。
足底腱膜の硬さに効果的な治療として、
①足の極(松・竹・梅):ふくらはぎから足底の筋肉や腱を緩めるアプローチをする治療です。
②治療用特殊電圧治療:炎症にも効果的ですが、それだけでなく緩める効果もあります。
足底腱膜炎の根本の治療として、
①下半身矯正:下肢の捻じれやO脚など下肢の負担が増える原因に対して効果的です。
②筋膜ストレッチ:下肢を中心に柔軟性を高めることで、負荷の分散に繋がり効果的です。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
炎症に対する治療を受けることで、痛みが和らぎやすくなったり、鋭い痛みが鈍痛に近くなります。
足底腱膜の硬さに対しての治療を受けることで、足がスッキリし歩きやすくなる、疼痛が一度でても長時間続きづらくなる、疼痛の頻度が下がる、疼痛の度合いが下がります。
足底腱膜辺に対して根本治療をすることで日々のかかっている負荷が軽減するため、上記の治療効果が持続しやすくなるったり、症状緩和しやすくなり、さらに再発防止に繋がります。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
必要な頻度としては、痛みがある間は治療する間隔を空けずに、続けて詰めてきて頂くのが理想です。空けたとしても1日〜2日程度が良いです。また、痛みが取れたとしても、繰り返し起こる場合もございますので、痛みを取ったで終わらせずに、今度は予防の部分で治療を毎日〜2、3日に1回程度の期間で行って頂くのが良いです。